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今日は何の日?
2022年11月17日(木)
みなさん、こんにちは。
今回は記念日のお話しではありません。
17年前の2005年11月17日、建築を生業とするものにとって大きな影響を及ぼす事件が国土交通省より公表されました。
「耐震強度構造計算書偽装問題」です。
当時の報道では様々な憶測が飛び交いましたが、最終的に構造計算書を作成・偽装した建築士個人の犯罪と結論づけられました。
この事件後、2007年・2008年に建築基準法・建築士法に大きな改正がありました。
構造計算の厳格化・建築確認手続きの見直し・建築士の定期講習受講義務化…などなど
同じような事件を起こさないための法改正です。
また、建築士の資格試験の難度が上がり、一級建築士とは別に構造設計・設備設計の一級建築士の制度が制定されました。
この事件は人為的な行為によるものでしたが、大きな地震や火災が起こると建築基準法が改正されるケースも多く見受けられます。
全ては、建物を安心・安全に使用・利用できるためのものだと思います。
私たちには、これらの法に則り建築物を提供する使命があります。
分からなかった・知らなかったでは済まされない、人の命に係わる仕事です。
正確かつ誠実に、皆さまのお役に立つ仕事を全うしていきます。
建設営業部 小林 健